「人生において、どちらの道を選ぶか迷ったときに役立つこと」
電気にプラスとマイナスがあるように、
あらゆる物事にも、必ずプラス面とマイナス面がある。
目の前に2つの選択肢があって、
長期的戦略から見る場合と、
やりたいことという側面で見た場合、
それぞれの視点にとってのプラス面とマイナス面が必ずある。
その場合、自分にとってどっちの方がメリットがあるかと、
プラス面とマイナス面を計算しても、結局迷いは無くならないことが多い。
なぜなら
あっち側から見たらこっちがいいし、
こっち側から見たらあっちの方がいい
となるのには、双方に一長一短あるから。
すごく当たり前に聞こえるけど
結構ここで止まってしまう人が多くいる。
ここからが大事で、
結局は、
どちらを選んでも一緒ってこと。
「うまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれない」
全てにおいて、これしか無い。
この世の中に、絶対的正解や確約されたものなどあり得ないにも関わらず、
確証された答えを求めたくなる人間の思考が常に付き纏う。
そうやって、うまくいかせようとすればするほど、どっちが正しいかに強く意識が向く。
さらには
選択した後になって、やっぱりあっちの方が正解だったのでは、、
と後から色々思考を巡らせて、悩みに悩みを重ねる。
つまり、
正解か不正解か、損か得かなどを常に追い求めるサイクルから抜け出せない限り、悩みや苦悩がなくなることはないのだ。
だから
・正解か不正解か
・メリットが多いか、デメリットが少ないか
・損か得か
を基準に考える癖を出来るだけストップし
自分の内側に意識を向けて
自分の心が喜ぶ方を選べばいい。
やる前に正解かどうかなんて分かる訳もなく
いくら頭で考えても分かるはずないことを
あれこれ考える思考癖から抜け出して、
自分の内側に耳を傾ける方法を試してほしい。
自分の意識を内側に向けて
マインドフルでいられれば
直感を感じ取れ、心の声が聞こえてくる。
感じるまま、あるがままに心に従って、内側が喜ぶ方を選択すれば、最後はきっとうまくいくのだ。
「どっちを選べば正解かより、心が喜ぶことを優先する」
思考優位でなく、感じること優位に
これが究極の選択術だ。
photo by junichi toida @studio SMILE
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