1st④思考を通した自己パターンの認識
本日は、マインドフルネス実践講座の最終回『思考を通した自己パターンの認識』を予定を変更して福岡市大名にあるアイ・プリーマ様にて開催させていただきました。
①-③の講座で、
①いまありのままに気づくこと
②身体を通じて気づくこと
③感情を通じて気づくこと
④思考を通じて気づくこと
を様々な瞑想を通じて、体得していきます。
そして自分がどんな人間かを知ることが、マインドフルネス実践講座の一連の流れとなっています。
ところで、あなたは『思考』というものをどのようにとらえていますか?
思考というものは、クリエイティブなものを作り出し、行動への原動力となる反面
実は、その思考パターンを繰り返すことにより、一日中不安にさいなまれたり
望むような結果を得られなかったりすることにお気づきでしょうか?
私たちは、生まれながらにして多くの経験をし、徐々に各々の性格を作り上げていきます。
起きてしまった事象は変わらないにしろ、同じようなことが起こった場合、物事のとらえ方を変えて、行動パターンを変えていくことはできます。
日々それに気づく手段として
本日は瞑想の中の『ヴィパッサナー瞑想(観察瞑想)』を学びました。
そして、いままで、自分が失敗したと思うことを思い出して
その時の『感情』『思考』『行動』をカードから選んでいきます。
さらに、また、同じようなことがおきた場合、選択をかえるならば・・・というワークを行いました。
そこで、受講者の方が、このワークを通じて、気づきを得られたようなのでご紹介します。
『マインドフルネス瞑想を始めて、4カ月。
自分は何が変わったかわからずにいました。
このコロナ渦で、オンラインゲームをすることがあったのですが、見ず知らずの人とチームを組んで、コミュニケーションもままならない中、ゲームで負けてしまった時、人のせいにしたり、どうしてこんな風にしないのか?などとイライラしてしまったことがあります。
でも今日のこの思考パターンを振り返り、今の自分のオンラインゲームのやり方を見ていると、ゲームに慣れてきたこともありますが、この人はこういう考えなんだ。じゃあ自分はフォローに回ろうと考えるようになってきたことに気づきました。』
素晴らしくないですか?
気づきというのは小さなもので、意識しないと見逃しがちですが、人に対する共感力や思いやりの精神が徐々に生まれてきている。
これが、マインドフルネスの両翼の翼と言われる『コンパッション』の目覚めです。
自分自身を知る事、
そしてその自分自身を大切にすること、
それぞれの人を認め合い思いやりの
気持ちが生まれる。
安心安全な環境で
一人では決して気づかないことを
言語化したり、文章にすることで
深くお互いを知る。
そんな話をあなたとできることを楽しみにしています。
福岡市開講は4月を予定しています。
ご質問などあれば、お問い合わせからお気軽にどうぞ。
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